飛行許可承認申請と無人航空機操縦士技能証明について(2024年4月現在)
現在、ドローンに関する法整備が進んでおり、機体登録や賠償責任保険への加入、各種申請が必要となっています。インターネットでDIPS2.0(ドローン情報基盤システム)へアクセスし、オンラインで登録・申請が必要です。DIPS2.0でできる手続や申請は以下の通りです。
・飛行許可書の申請
・飛行計画の通報、事故の報告
・技能証明の取得申請
・機体登録(100g以上の機体)、機体認証の申請
機体重量が100g以上のドローンを屋外で操縦する場合、どのような場所でどういう飛行をするかによって、その危険度合によりカテゴリーⅠ~Ⅲに分けられます。詳しくはこちら。
カテゴリーⅠに該当する場合は飛行許可や技能証明などは必要ありません。カテゴリーⅡに該当する場合は、無人航空機操縦士技能証明を取得するか、DIPS2.0で飛行許可承認書を取得するかどちらかが必要となります。カテゴリーⅢに該当する場合は飛行許可承認書の取得と無人航空機操縦士技能証明(一等)の両方が必要です。
無人航空機操縦士技能証明には一等資格と二等資格がありますが、仕事の内容や用途によってどちらを取得するかが変わります。
◎一等資格…第三者上空飛行可能(市街部での目視外飛行)
都市部での配送やインフラ点検に対応
※免許取得後も飛行ごとの許可承認申請(DIPS2.0)は必要
◎二等資格…機体の種類や飛行方法(目視外・夜間等)などに限定をつける。
従来の許可承認の内容。測量は二等資格
二等資格取得後は、二等資格の範囲内の飛行であれば飛行ごとの許可承認申請(DIPS2.0)への個別申請は不要です(毎年更新する包括申請のみで良い)。